Cuttlefish: WebRTC ストリーミング

WebRTC ストリーミングを利用すると、Cuttlefish 仮想デバイスをブラウザでリモート管理できます。クライアント マシンに他のソフトウェアをインストールする必要はありません。WebRTC ストリーミングには、他にも以下のようなメリットがあります。

  • VNC よりも効率的なエンコード
  • ブラウザ内 ADB
  • 拡張可能なプロトコル(カメラ ストリーム、マイク、センサーのデータはすべて WebRTC で伝送可能)

WebRTC の使用

WebRTC を使用して、ブラウザで Cuttlefish デバイスを操作する手順は以下のとおりです。

  1. WebRTC を使用してデバイスを起動するには、launch_cvd の呼び出しに --start_webrtc=true フラグを追加します。

    launch_cvd --start_webrtc=true
    
  2. 接続可能なすべてのデバイスのリストを表示するには、ブラウザで <https://localhost:8443> にアクセスします。

ポートの使用

WebRTC は、TCP:8443 以外のポートを使用して接続を確立し、実行することができます。Cuttlefish が実行されているのとは別のマシンから接続する場合は、ファイアウォールでそれらのポートを許可する必要があります。必要なポートは次のとおりです。

  • TCP:15550..15599
  • UDP:15550..15599