ここでは、変更をレビューする手順について説明します。変更が有効かどうかの基準は以下のとおりです。
- 変更がプロジェクトの目的に適合しているか。
- 変更がプロジェクトの既存のアーキテクチャ内で有効か。
- 変更により将来的に問題が発生するような設計上の欠陥が生じるか。
- 変更がプロジェクトで確立されたベスト プラクティスに沿って行われているか。
- 変更は説明された機能を実行するのに適しているか。
- 変更により、セキュリティ上のリスクや安定性に関するリスクが生じたり、既存のアプリが壊れたりしないか。
変更のレビューについて詳しくは、Gerrit ドキュメントの変更のレビューについてのセクションをご覧ください。
変更のレビューを担当している場合は、変更へのリンクが記載されたメールが届きます。変更をレビューする手順は次のとおりです。
メールで変更へのリンクをクリックします。Gerrit の [Change Info] 画面が表示されます。この画面には、変更の説明とその変更のコントリビューターおよびすべてのレビュー担当者が表示されます。また、変更に関連するファイルのリストも表示されます。
変更の説明を読み、変更の目的を確認します。
ファイルをクリックしてファイル内の変更内容をレビューします。2 つのペインがある比較画面にファイルが開きます。左側に既存のファイル、右側に変更案を含むファイルが表示されます。ファイルをレビューする方法は次のとおりです。
マウスを使用して、コメントや質問を入れるコード部分をハイライト表示します(クリックしてドラッグします)。[Press c to comment] というメッセージが表示されます。
C キーを押します。コメント入力ボックスが表示されます。
コメントや質問を入力して [SAVE] をクリックします。
変更の一意の番号(画面の左上)をクリックして [Change Info] 画面に戻ります。
変更に含まれる各ファイルのレビューを続けます。
変更に含まれるファイルをすべてレビューし終えたら、[Change Info] 画面に戻って [REPLY] をクリックします。[Submit requirement votes] 画面が表示されます。
変更について以下のいずれかのスコアを選択します。
- +1: 問題ないと思うが、他の担当者の承認も必要。
0: スコアなし
-1: 修正点があるため、このまま提出しない方がよい
-2: この変更は提出できない
[REPLY] をクリックし、変更担当のデベロッパーにコメントとスコアを送信します。
修正点がある場合は、デベロッパーが修正し、デベロッパーからその修正のレビューが求められます。それ以外の場合は、変更のレビューを完了します。