Android に関心をお寄せいただきありがとうございます。ここででは、Android の改善にご協力いただく際の方法について説明します。Android プロジェクトの背景や Google の目標については、Android 開発向けにセットアップするをご覧ください。
バグを報告する
Android の改善に貢献する方法の中でも、非常に簡単かつ効果的なものとして、バグの報告があります。詳細については、バグを報告するをご覧ください。
特定のバグが特定のリリースで修正されることは保証できません。バグを報告した後の流れについては、バグのライフサイクルをご覧ください。
アプリを開発する
Android は、すべてのデベロッパーが自作アプリをオープン プラットフォーム上でユーザーに配信できるように開発されています。ユーザーに愛される優れたアプリを作成することこそが、Android にとってなによりの貢献となります。
まず、developer.android.com をご覧ください。このサイトには、SDK を使用して Android 互換デバイス向けアプリを作成する際に必要となる情報やツールが用意されています。
コーディングに貢献する
コードは最も重要です。Google は、コード修正案の投稿を歓迎しており、精力的に審査しています。ぜひソースコードをチェックアウトして、特定のバグや機能を対象とするコード修正案をご投稿ください。なお、投稿するパッチの規模が小さく、ターゲットが絞り込まれているほど、審査も簡単になります。
Android が初めての方は、パッチのライフサイクル、Git と Repo をご覧ください。また、他のツールについても、左記のリンク先をご覧ください。すべてのコントリビューションに関するアクティビティは、Google の Gerrit サーバー上で確認することができます。なお、Android の特定部分に関しては、アップストリーム プロジェクトにパッチを提出することが求められます。サポートが必要な場合は、ディスカッション グループにご参加ください。
コードスタイル
コードを投稿する際に最善の結果を得るには、Android オープンソース プロジェクト(AOSP)のサブプロジェクト(セクション)で使用されているコードスタイルに合わせるようにしてください。Android のほとんどは Java で記述されているため、AOSP Java コードスタイルに合わせるようにしてください。
AOSP の一部は、frameworks/base/packages/SystemUI/src/com/android/systemui/doze/util/BurnInHelper.kt
などのように、Kotlin で記述されています。このように、すでに Kotlin で記述されているプラットフォーム領域では、Kotlin を使用できます。Android 内で Kotlin を使用する方法については、Android デベロッパーの Kotlin スタイルガイドと Kotlin-Java 相互運用ガイドをご覧ください。Kotlin の詳細なガイダンスについては、Kotlin 言語のサイトをご覧ください。
API ガイドライン
AOSP デベロッパーは、API を作成する際に、Android API ガイドラインを理解し、遵守する必要があります。Android の API に関する意思決定の背景については、このガイドラインをご覧ください。プラットフォーム API の追加と変更は、Metalava によって検証されています。