プロダクト構成で Make ルールを定義しないでください。次に、Make ルールの形式を示します。
output_file_name: dependencies
shell commands to build the output
プロダクトやボードの構成は、後々ビルドで使用する変数を設定することのみを目的としており、新しいビルド アクションを定義するためのものではありません。これらのルールは、Soong モジュールに変換するか、Bazel 変換で十分である場合は Bazel ターゲットに変換します。Soong の genrule
は、ほとんどのユースケースに対応できる汎用的なモジュール タイプです。
今すぐ Soong に変換することが難しい場合は、{device,product,vendor}/*/[*/]build/tasks/*.mk
に一致するファイルにルールを移動します。これらのファイルは常にビルドシステムに含まれていますが、プロダクト構成とは別になっています。常に含まれるファイルに追加したルールは、プロダクト構成で設定した変数で保護する必要があるため、他のプロダクトに対しては定義されません。こちらの変更リスト(ボード構成からビルドまたはタスクに Make ルールを移動する)をご覧ください。
ビルドから Make を完全に削除する場合は、最終的に build/tasks
フォルダも削除する必要がある点に注意してください。