Android のセキュリティに関する公開情報 - 2017 年 9 月

2017 年 9 月 5 日公開 | 2017 年 9 月 28 日更新

Android のセキュリティに関する公開情報には、Android 搭載端末に影響を与えるセキュリティの脆弱性の詳細を掲載しています。2017 年 9 月 5 日以降のセキュリティ パッチ レベルでは、下記のすべての問題に対処しています。端末のセキュリティ パッチ レベルを確認する方法については、Pixel と Nexus のアップデート スケジュールをご覧ください。

パートナーには、この公開情報に記載の問題について 1 か月前までに通知済みです。Android オープンソース プロジェクト(AOSP)レポジトリに、各問題に対するソースコード パッチをリリースしており、この公開情報にパッチへのリンクを掲載しています。この公開情報には AOSP 以外のパッチへのリンクも掲載しています。

下記の問題のうち最も重大度の高いものは、メディア フレームワークに重大な脆弱性があるため、離れた場所にいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、特権プロセス内で任意のコードを実行するおそれがあることです。重大度の評価は、攻撃対象の端末でその脆弱性が悪用された場合の影響に基づくもので、プラットフォームやサービスでのリスク軽減策が開発目的または不正な回避により無効となっていることを前提としています。

この新たに報告された問題によって実際のユーザー端末が不正使用された報告はありません。Android セキュリティ プラットフォームの保護や Google Play プロテクトについて詳しくは、Android と Google Play プロテクトのリスク軽減策をご覧ください。こうした保護により、Android プラットフォームのセキュリティが改善されます。

ご利用の端末で上記の更新を行うことをすべてのユーザーにおすすめします。

注: 最新の無線(OTA)アップデートと Google 端末のファームウェア イメージについての情報は、Google 端末のアップデートでご覧いただけます。

お知らせ

  • この公開情報では、2 つのセキュリティ パッチ レベル文字列を定義しています。これは、すべての Android 搭載端末で同様の問題が発生する一部の脆弱性をサブセットとし、Android パートナーが迅速かつ柔軟に修正できるようにするためです。詳しくは、一般的な質問と回答をご覧ください。
    • 2017-09-01: 部分的に対処したセキュリティ パッチ レベル文字列。このセキュリティ パッチ レベル文字列は、2017-09-01(およびそれ以前のすべてのセキュリティ パッチ レベル文字列)に関連するすべての問題に対処していることを示します。
    • 2017-09-05: 完全に対処したセキュリティ パッチ レベル文字列。このセキュリティ パッチ レベル文字列は、2017-09-01 と 2017-09-05(およびそれ以前のすべてのセキュリティ パッチ レベル文字列)に関連するすべての問題に対処していることを示します。

Android と Google サービスでのリスク軽減策

ここでは、Android セキュリティ プラットフォームの保護と Google Play プロテクトのようなサービスの保護によるリスクの軽減について概説します。こうした機能は、Android でセキュリティの脆弱性が悪用される可能性を減らします。

  • Android プラットフォームの最新版での機能強化により、Android にある多くの問題の悪用が困難になります。Google では、すべてのユーザーに対し、できる限り最新バージョンの Android に更新することをおすすめしています。
  • Android セキュリティ チームは、Google Play プロテクトによって脆弱性の悪用を積極的に監視しており、有害なおそれのあるアプリについてユーザーに警告しています。Google Play プロテクトは、Google モバイル サービスを搭載した端末ではデフォルトで有効になっており、Google Play 以外からアプリをインストールするユーザーにとっては特に重要です。

セキュリティ パッチ レベル 2017-09-01 の脆弱性の詳細

パッチレベル 2017-09-01 に該当するセキュリティ脆弱性の各項目について、下記に詳細を説明します。脆弱性は、影響を受けるコンポーネントごとに分類しています。問題の内容について説明し、CVE、関連する参照先、脆弱性の種類重大度、更新対象の AOSP バージョン(該当する場合)を表にまとめています。該当する場合は、バグ ID の欄に、その問題に対処した一般公開されている変更(AOSP の変更の一覧など)へのリンクがあります。複数の変更が同じバグに関係する場合は、バグ ID の後に続く番号で、追加の参照先へのリンクを示します。

フレームワーク

フレームワークに重大な脆弱性があるため、悪意のあるローカルアプリによって、追加アクセス権限の取得に必要なユーザー操作要件が回避されるおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 更新対象の AOSP バージョン
CVE-2017-0752 A-62196835 [2] EoP 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2

ライブラリ

ライブラリに重大な脆弱性があるため、離れた場所にいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、権限のないプロセス内で任意のコードを実行するおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 更新対象の AOSP バージョン
CVE-2017-0753 A-62218744 RCE 7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-6983 A-63852675 RCE 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0755 A-32178311 EoP 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0

メディア フレームワーク

メディア フレームワークに重大な脆弱性があるため、離れた場所にいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、特権プロセス内で任意のコードを実行するおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 更新対象の AOSP バージョン
CVE-2017-0756 A-34621073 RCE 重大 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0757 A-36006815 RCE 重大 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0758 A-36492741 RCE 重大 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0759 A-36715268 RCE 重大 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0760 A-37237396 RCE 重大 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0761 A-38448381 RCE 重大 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0762 A-62214264 RCE 重大 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0763 A-62534693 RCE 重大 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0764 A-62872015 RCE 重大 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0765 A-62872863 RCE 重大 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0766 A-37776688 RCE 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0767 A-37536407 [2] EoP 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0768 A-62019992 EoP 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0769 A-37662122 EoP 7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0770 A-38234812 EoP 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0771 A-37624243 DoS 7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0772 A-38115076 DoS 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0773 A-37615911 DoS 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0774 A-62673844 [2] DoS 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0775 A-62673179 DoS 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0776 A-38496660 ID 7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
DoS 6.0.1
CVE-2017-0777 A-38342499 ID 7.0、7.1.1、7.1.2
DoS 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1
CVE-2017-0778 A-62133227 ID 7.0、7.1.1、7.1.2
DoS 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1
CVE-2017-0779 A-38340117 [2] ID 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2

ランタイム

ランタイムに重大な脆弱性があるため、離れた場所にいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、アプリを異常停止させるおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 更新対象の AOSP バージョン
CVE-2017-0780 A-37742976 DoS 6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0

システム

システムに重大な脆弱性があるため、近くにいる攻撃者によって特権プロセス内で任意のコードが実行されるおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 更新対象の AOSP バージョン
CVE-2017-0781 A-63146105 [2] RCE 重大 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0782 A-63146237 [2] [3] RCE 重大 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0783 A-63145701 ID 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0
CVE-2017-0784 A-37287958 EoP 5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2
CVE-2017-0785 A-63146698 ID 4.4.4、5.0.2、5.1.1、6.0、6.0.1、7.0、7.1.1、7.1.2、8.0

セキュリティ パッチ レベル 2017-09-05 の脆弱性の詳細

パッチレベル 2017-09-05 に該当するセキュリティ脆弱性の各項目について、下記に詳細を説明します。影響を受けるコンポーネントごとに脆弱性を分類し、CVE、関連する参照先、脆弱性の種類重大度、コンポーネント(該当する場合)、更新対象の AOSP バージョン(該当する場合)などの詳細を記載しています。該当する場合は、バグ ID の欄に、その問題に対処した一般公開されている変更(AOSP の変更の一覧など)へのリンクがあります。複数の変更が同じバグに関係する場合は、バグ ID の後に続く番号で、追加の参照先へのリンクを示します。

Broadcom コンポーネント

Broadcom コンポーネントに重大な脆弱性があるため、近くにいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、特権プロセス内で任意のコードを実行するおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 コンポーネント
CVE-2017-11120 A-62575409*
B-V2017061204
RCE 重大 Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-11121 A-62576413*
B-V2017061205
RCE 重大 Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-7065 A-62575138*
B-V2017061202
RCE 重大 Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0786 A-37351060*
B-V2017060101
EoP Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0787 A-37722970*
B-V2017053104
EoP Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0788 A-37722328*
B-V2017053103
EoP Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0789 A-37685267*
B-V2017053102
EoP Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0790 A-37357704*
B-V2017053101
EoP Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0791 A-37306719*
B-V2017052302
EoP Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-0792 A-37305578*
B-V2017052301
ID Wi-Fi ドライバ

Imgtk コンポーネント

Imgtk コンポーネントに重大な脆弱性があるため、悪意のあるローカルアプリが権限レベルの範囲外のデータにアクセスするおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 コンポーネント
CVE-2017-0793 A-35764946* ID メモリ サブシステム

カーネル コンポーネント

カーネル コンポーネントに重大な脆弱性があるため、離れた場所にいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、特権プロセス内で任意のコードを実行するおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 コンポーネント
CVE-2017-8890 A-38413975
アップストリーム カーネル
RCE 重大 ネットワーク サブシステム
CVE-2017-9076 A-62299478
アップストリーム カーネル
EoP ネットワーク サブシステム
CVE-2017-9150 A-62199770
アップストリーム カーネル
ID Linux カーネル
CVE-2017-7487 A-62070688
アップストリーム カーネル
EoP IPX プロトコル ドライバ
CVE-2017-6214 A-37901268
アップストリーム カーネル
DoS ネットワーク サブシステム
CVE-2017-6346 A-37897645
アップストリーム カーネル
EoP Linux カーネル
CVE-2017-5897 A-37871211
アップストリーム カーネル
ID ネットワーク サブシステム
CVE-2017-7495 A-62198330
アップストリーム カーネル
ID ファイル システム
CVE-2017-7616 A-37751399
アップストリーム カーネル
ID Linux カーネル
CVE-2017-12146 A-35676417
アップストリーム カーネル
EoP Linux カーネル
CVE-2017-0794 A-35644812* EoP SCSI ドライバ

MediaTek コンポーネント

MediaTek コンポーネントに重大な脆弱性があるため、悪意のあるローカルアプリによって特権プロセス内で任意のコードが実行されるおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 コンポーネント
CVE-2017-0795 A-36198473*
M-ALPS03361480
EoP アクセサリ検出ドライバ
CVE-2017-0796 A-62458865*
M-ALPS03353884
M-ALPS03353886
M-ALPS03353887
EoP AUXADC ドライバ
CVE-2017-0797 A-62459766*
M-ALPS03353854
EoP アクセサリ検出ドライバ
CVE-2017-0798 A-36100671*
M-ALPS03365532
EoP カーネル
CVE-2017-0799 A-36731602*
M-ALPS03342072
EoP Lastbus
CVE-2017-0800 A-37683975*
M-ALPS03302988
EoP TEEI
CVE-2017-0801 A-38447970*
M-ALPS03337980
EoP LibMtkOmxVdec
CVE-2017-0802 A-36232120*
M-ALPS03384818
EoP カーネル
CVE-2017-0803 A-36136137*
M-ALPS03361477
EoP アクセサリ検出ドライバ
CVE-2017-0804 A-36274676*
M-ALPS03361487
EoP MMC ドライバ

Qualcomm コンポーネント

Qualcomm コンポーネントに重大な脆弱性があるため、離れた場所にいる攻撃者が特別に細工したファイルを使用して、特権プロセス内で任意のコードを実行するおそれがあります。

CVE 参照 タイプ 重大度 コンポーネント
CVE-2017-11041 A-36130225*
QC-CR#2053101
RCE 重大 LibOmxVenc
CVE-2017-10996 A-38198574
QC-CR#901529
ID Linux カーネル
CVE-2017-9725 A-38195738
QC-CR#896659
EoP メモリ サブシステム
CVE-2017-9724 A-38196929
QC-CR#863303
EoP Linux カーネル
CVE-2017-8278 A-62379474
QC-CR#2013236
EoP オーディオ ドライバ
CVE-2017-10999 A-36490777*
QC-CR#2010713
EoP IPA ドライバ
CVE-2017-11001 A-36815555*
QC-CR#2051433
ID Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-11002 A-37712167*
QC-CR#2058452 QC-CR#2054690 QC-CR#2058455
ID Wi-Fi ドライバ
CVE-2017-8250 A-62379051
QC-CR#2003924
EoP GPU ドライバ
CVE-2017-9677 A-62379475
QC-CR#2022953
EoP オーディオ ドライバ
CVE-2017-10998 A-38195131
QC-CR#108461
EoP オーディオ ドライバ
CVE-2017-9676 A-62378596
QC-CR#2016517
ID ファイル システム
CVE-2017-8280 A-62377236
QC-CR#2015858
EoP WLAN ドライバ
CVE-2017-8251 A-62379525
QC-CR#2006015
EoP カメラドライバ
CVE-2017-10997 A-33039685*
QC-CR#1103077
EoP PCI ドライバ
CVE-2017-11000 A-36136563*
QC-CR#2031677
EoP カメラドライバ
CVE-2017-8247 A-62378684
QC-CR#2023513
EoP カメラドライバ
CVE-2017-9720 A-36264696*
QC-CR#2041066
EoP カメラドライバ
CVE-2017-8277 A-62378788
QC-CR#2009047
EoP ビデオドライバ
CVE-2017-8281 A-62378232
QC-CR#2015892
ID 車載マルチメディア
CVE-2017-11040 A-37567102*
QC-CR#2038166
ID ビデオドライバ

Google 端末のアップデート

Google 端末の最新の無線(OTA)アップデートとファームウェア イメージのセキュリティ パッチ レベルについて、次の表に示します。Google 端末の OTA には、追加アップデートが含まれている場合があります。Google 端末のファームウェア イメージは、Google デベロッパー サイトで入手できます。

Google 端末 セキュリティ パッチレベル
Pixel、Pixel XL 2017-09-05
Nexus 5X 2017-09-05
Nexus 6 2017-09-05
Nexus 6P 2017-09-05
Nexus 9 2017-09-05
Nexus Player 2017-09-05
Pixel C 2017-09-05

謝辞

調査にご協力くださった下記の皆様方に感謝いたします(敬称略)。

CVE 調査協力者
CVE-2017-11000 Alibaba Mobile Security Group の Baozeng Ding(@sploving)、Chengming Yang、Yang Song
CVE-2017-0781、CVE-2017-0782、CVE-2017-0783、CVE-2017-0785 Armis, Inc.(https://armis.com)の Ben Seri、Gregory Vishnepolsky
CVE-2017-0800、CVE-2017-0798 Alibaba Mobile Security Group の Chengming Yang、Baozeng Ding、Yang Song
CVE-2017-0765 C0RE TeamChi Zhang、Mingjian Zhou(@Mingjian_Zhou)、Xuxian Jiang
CVE-2017-0758 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. Chengdu Security Response Center の Chong Wang、金哲(Zhe Jin)
CVE-2017-0752 Palo Alto Networks の Cong Zheng(@shellcong)、Wenjun Hu、Xiao Zhang、Zhi Xu
CVE-2017-0801 C0RE TeamDacheng Shao、Mingjian Zhou(@Mingjian_Zhou)、Xuxian Jiang
CVE-2017-0775、CVE-2017-0774、CVE-2017-0771 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. Alpha Team の Elphet、Gong Guang
CVE-2017-0784 MS509Team の En He(@heeeeen4x)、Bo Liu
CVE-2017-10997 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. IceSword Lab の Gengjia Chen(@chengjia4574)、pjf
CVE-2017-0786、CVE-2017-0792、CVE-2017-0791、CVE-2017-0790、CVE-2017-0789、CVE-2017-0788、CVE-2017-0787 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. Alpha Team の Hao Chen、Guang Gong
CVE-2017-0802 Shellphish Grill Team の Jake Corina、Nick Stephens
CVE-2017-0780 Trend Micro の Jason Gu、Seven Shen
CVE-2017-0769 C0RE Team の Mingjian Zhou(@Mingjian_Zhou)、Dacheng Shao、Xuxian Jiang
CVE-2017-0794、CVE-2017-9720、CVE-2017-11001、CVE-2017-10999、CVE-2017-0766 Baidu X-Lab(百度安全实验室) の Pengfei Ding(丁鹏飞)、Chenfu Bao(包沉浮)、Lenx Wei(韦韬)
CVE-2017-0772 Trend Micro の Seven Shen
CVE-2017-0757 Vasily Vasiliev
CVE-2017-0768、CVE-2017-0779 C0RE TeamWenke Dou、Mingjian Zhou(@Mingjian_Zhou)、Xuxian Jiang
CVE-2017-0759 Alibaba Inc. の Weichao Sun
CVE-2017-0796 Alibaba Mobile Security Group の Xiangqian Zhang、Chengming Yang、Baozeng Ding、Yang Song
CVE-2017-0753 Qihoo360 Qex Team の Yangkang(@dnpushme)、hujianfei
CVE-2017-12146 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. IceSword Lab の Yonggang Guo(@guoygang
CVE-2017-0767 Tencent Xuanwu Lab の Yongke Wang、Yuebin Sun
CVE-2017-0804、CVE-2017-0803、CVE-2017-0799、CVE-2017-0795 Qihoo 360 Technology Co. Ltd Vulpecker Team の Yu PanYang Dai
CVE-2017-0760 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. Chengdu Security Response Center の Zinuo Han、金哲(Zhe Jin)
CVE-2017-0764、CVE-2017-0761、CVE-2017-0776、CVE-2017-0777、CVE-2017-0778 Qihoo 360 Technology Co. Ltd. Chengdu Security Response Center の Zinuo Han

一般的な質問と回答

上記の公開情報に対する一般的な質問についての回答は以下のとおりです。

1. 上記の問題に対処するように端末が更新されているかどうかを確かめるには、どうすればよいですか?

端末のセキュリティ パッチ レベルを確認する方法については、Pixel と Nexus のアップデート スケジュールに記載されている手順をご覧ください。

  • セキュリティ パッチ レベル 2017-09-01 以降では、セキュリティ パッチ レベル 2017-09-01 に関連するすべての問題に対処しています。
  • セキュリティ パッチ レベル 2017-09-05 以降では、セキュリティ パッチ レベル 2017-09-05、およびそれ以前のすべてのパッチレベルに関連するすべての問題に対処しています。

このアップデートを組み込んだ端末メーカーは、パッチレベル文字列を以下に設定する必要があります。

  • [ro.build.version.security_patch]:[2017-09-01]
  • [ro.build.version.security_patch]:[2017-09-05]

2. この公開情報に 2 つのセキュリティ パッチレベルがあるのはなぜですか?

この公開情報では、2 つのセキュリティ パッチレベルを定義しています。これは、すべての Android 搭載端末で同様の問題が発生する一部の脆弱性をサブセットとし、Android パートナーが迅速かつ柔軟に修正できるようにするためです。Android パートナーには、この公開情報に掲載されている問題をすべて修正し、最新のセキュリティ パッチ レベルを使用することが推奨されています。

  • セキュリティ パッチ レベル 2017-09-01 を使用する端末には、そのセキュリティ パッチ レベルに関連するすべての問題と、それ以前のセキュリティに関する公開情報で報告されたすべての問題の修正を組み込む必要があります。
  • 2017-09-05 以降のセキュリティ パッチ レベルを使用する端末には、今回(およびそれ以前)のセキュリティに関する公開情報に掲載された、該当するすべてのパッチを組み込む必要があります。

パートナーには、対処するすべての問題の修正を 1 つのアップデートにまとめて提供することが推奨されています。

3. 「タイプ」列の項目はどういう意味ですか?

脆弱性の詳細の表で「タイプ」列に記載した項目は、セキュリティの脆弱性の分類を示しています。

略語 定義
RCE リモートコード実行
EoP 権限昇格
ID 情報開示
DoS サービス拒否
なし 該当する分類なし

4. 「参照」列の項目はどういう意味ですか?

脆弱性の詳細の表で「参照」列に記載した項目には、その参照番号が属す組織を示す接頭辞を含めている場合があります。

接頭辞 参照
A- Android バグ ID
QC- Qualcomm の参照番号
M- MediaTek の参照番号
N- NVIDIA の参照番号
B- Broadcom の参照番号

5. 「参照」列の Android バグ ID の横にある「*」はどういう意味ですか?

公開されていない問題には、「参照」列の Android バグ ID の横に「*」を付けています。この問題のアップデートは、通常、Google デベロッパー サイトから入手できる Nexus 端末用最新バイナリ ドライバに含まれています。

バージョン

バージョン 日付 メモ
1.0 2017 年 9 月 5 日 情報公開
1.1 2017 年 9 月 12 日 業界基準に即した情報開示の一環として CVE-2017-0781、CVE-2017-0782、CVE-2017-0783、CVE-2017-0785 の詳細情報を追加
1.2 2017 年 9 月 13 日 公開情報を改訂し AOSP リンクを追加
1.3 2017 年 9 月 25 日 業界基準に即した情報開示の一環として CVE-2017-11120、CVE-2017-11121 の詳細情報を追加
1.4 2017 年 9 月 28 日 CVE-2017-11001 のベンダー参照を更新