Car UI ライブラリを使用しないアプリの開発

Car UI ライブラリ (car-ui-library) は、 OEM がカスタマイズできる自己一貫性のある自動車 UI ライブラリです。 Google では、car-ui-library を使用してアプリを作成することを強くお勧めします。これが不可能な場合は、次の 2 つの代替案があります。

  • Android 12 からは、 car-ui-library のサブセットであるcar-rotary-libを使用できます。
  • Android 11 では、以下で説明するように、独自のFocusParkingViewFocusArea 、およびDirectManipulationHelperを実装する必要があります。

FocusParkingViewの実装

独自のFocusParkingViewを実装することも、car-ui-library からクラスをプロジェクトにコピーすることもできます。

FocusParkingViewを実装するには:

  1. RotaryService認識できるように、アクセシビリティ クラス名をハードコードします:
    @Override
    public CharSequence getAccessibilityClassName() {
          return "com.android.car.ui.FocusParkingView";
    }
    

FocusAreaの実装

FocusParkingViewと同様に、独自のFocusAreaを実装することも、 car-ui-library からプロジェクトにクラスをコピーすることもできます。

FocusAreaを実装するには:

  1. ロータリー・サービスが認識できるように、アクセシビリティー・クラス名をハードコーディングします:
    @Override
    public CharSequence getAccessibilityClassName() {
       return "com.android.car.ui.FocusArea";
    }
    

DirectManipulationHelper を実装する

これはユーティリティクラスです。 car-ui-library からプロジェクトにクラスをコピーできます。