Automotive の位置情報バイパス許可リスト ポリシー

(ユーザーの運転をサポートする機能としてラベル付けされた)ADAS アプリが Automotive Location Bypass API を利用し、一般的な Android の位置情報スイッチとは別に制御されるのを可能にするために、OEM は Google Automotive Service(GAS)の要件に合格するようにアプリを許可リストに登録する必要があります。GAS パートナー ヘルプセンターにアクセスするには、追加の権限が必要です(詳しくは、自動車向け Android を参照してください)。

機能

ADAS 関連機能の要件は次のとおりです。

条件 要件
必須 アプリの対象を一般安全規則インテリジェント スピード アシスト(GSR-ISA)のユースケースのみに限定すること。GSR-ISA アプリは、欧州議会規則 2019/2144 により義務付けられた必須の車両安全機能です。現時点では、その他の ADAS 関連機能の許可リスト登録は認められません。その他の ADAS 関連機能の許可リスト登録は認められません。
禁止 GSR-ISA に関連しない、別のアプリに分離できる必須ではない機能を含めること。

ユーザーデータの処理

ユーザーデータ処理の要件は次のとおりです。

条件 要件
必須 アプリを通じて取得した個人情報や機密情報のアクセス、収集、使用、および共有は、GSR-ISA 機能の提供および改善に直接関連する目的にのみ許可すること。

セキュリティ

位置情報のセキュリティに関する要件は次のとおりです。

条件 要件
必須 最新の暗号手法やセキュリティ標準を使用して(HTTPS 経由などで)転送するなど、すべての位置情報を安全に扱うこと。

ユーザー アフォーダンス

ADAS 機能を制限するためにアフォーダンスが提供されます。

条件 要件
必須

ADAS 機能を一時的または恒久的に無効にすることを選択できるアフォーダンスをユーザーに提供すること。

ユーザーに対する透明性

ユーザーに対して透明性を提供するために次の要件を適用します。

条件 要件
必須

アプリがアクセス、収集、使用、共有するユーザーの個人情報や機密情報の種類、およびユーザーの個人情報や機密情報の共有先を包括的に開示するプライバシー ポリシーを提供すること。

  • プライバシー ポリシーを位置情報設定の所定の欄に掲載すること。
  • ユーザーデータに関係のない他の開示の中ではなく、独立した形で掲載すること。
  • アクセスまたは収集されるデータタイプの一覧が含まれていること。
  • データにアクセスして使用する目的(データでサポートされる機能や、アプリの改善に向けた使用方法など)、データの収集先(データの保存場所など)、他の事業体(第三者または関係会社)とデータを共有する目的を説明すること。
禁止 ADAS 位置情報バイパスに関連する説明や文字列を含む、位置情報設定ページのユーザー エクスペリエンス(UX)動作や文言を変更すること。

位置情報処理のベスト プラクティス

位置情報を扱う際のベスト プラクティスは次のとおりです。

ベスト プラクティス 説明
強く推奨 VHAL のプロパティ GENERAL_SAFETY_REGULATION_COMPLIANCE_REQUIREMENT を有効にして、車両が Android を通じて EU 一般安全規則(GSR)の遵守要件を満たす必要がある場合に、他のアプリやサービス(設定ウィザードなど)が正しく設定されるようにすること。
必要 アプリによってデバイスの位置情報が送信される場合:

  • 機能にとって最低限必要なセンサー情報のみを送信すること。
  • 可能な限り匿名化されたデータのみを送信すること。
  • 機能に必要な最短時間のみ、情報を一時的に保持すること。