バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するリマインダー

Android 10 にはバックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するリマインダー機能があり、アプリがデバイスの位置情報にアクセスする量についての透明性を高め、ユーザーがそうしたアクセスの管理を維持するうえで役立ちます。Android 9 以前では、アプリはユーザーに通知せずにバックグラウンドで動作しながら、デバイスの位置情報をトラッキングできます。Android 10 では、ユーザーは位置情報へのアクセス権限について [アプリの使用中のみ許可] または [拒否] を選択することで、この動作を抑制できます。

バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関する通知の画像
図 1. バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するリマインダー

バックグラウンドで、アプリが精細な位置情報の利用許可メソッド ACCESS_FINE_LOCATION で保護されているデータにアクセスすると、リマインダーがトリガーされます。ユーザーに対する不必要な割り込みを防ぐため、リマインダーは、すべてのアプリのバックグラウンド アクティビティを 1 件の通知ですべて表示するわけではありません。ユーザーに表示されるリマインダーは、1 日あたり最大 1 件です。バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するリマインダーがアクセス リクエストによってトリガーされると、プッシュする必要のあるリマインダーの合計数に応じて、同日、翌日、または数日後に表示されます。たとえば合計 3 件の通知を表示するには、72 時間かかります。

次の通知はトリガーされません。

  • システム サービスなど、デフォルトで権限が付与されているアプリ。
  • 位置情報へのアクセス権が [常に許可] に設定されており、初めてバックグラウンドでデバイスの位置情報にアクセスしたアプリ。
  • 位置情報の更新をフォアグラウンドでのみ受け取るアプリ。
  • おおよその位置情報の更新のみを受け取るアプリ。

プリインストールされているほとんどのアプリに、デフォルトで権限が付与されています。バックグラウンドでの位置情報へのアクセスに関するリマインダー機能を実装するための操作は必要ありません。また、カスタマイズできません。この機能は CTS でテストされています。