Android 7.0 では、次のサイレント モード(DND)構成がサポートされています。
サードパーティの自動化ルール
サードパーティ製アプリは、DND Access API を使用して DND ルールを制御できます。
- アプリは、カスタム DND ルールをエクスポートして、一覧表示できます。これらのルールは DND 設定で組み込み Android DND ルールの横に表示されます。
- ユーザーは、自動作成か手動作成かを問わず、すべてのルールの DND 制御を利用できます。
- プラットフォームは、予期しない状態を発生させることなく、さまざまなソースから DND ルールを実装できます。
アラームを制御する
DND モードを有効にすると、Android の設定 UI に、以下を構成するユーザー オプションが表示されます。
- DND 終了条件を次回のアラーム時刻とする: ユーザーは、DND 終了条件をアラームに設定できます。このオプションは、アラームが今日から 1 週間以内の時刻に設定されており、アラームの曜日が今日と同じ曜日でない場合にのみ、表示されます(自動化ルールではサポートされていません)。
- 終了時刻よりアラームを優先: ユーザーは、DND 終了条件を特定の時刻または次回のアラームのうち早いほうの時刻として設定できます。
注意をそらす視覚要素を抑制する
Android の設定 UI には、ヘッドアップ通知、全画面表示インテント、アンビエント表示、LED 通知ライトなど、注意をそらす視覚要素を抑制するユーザー オプションがあります。
DND 設定をカスタマイズする
設定をカスタマイズする場合、OEM はシステム API の AOSP 動作を保持し、DND 設定の動作を維持する必要があります。具体的には、システム設定の DND 設定ページに次の情報を含めます。
- アプリが提供する DND ルール: これらの自動化 DND ルールでは、[ルールを追加] メニューに有効なルール インスタンスとルールリストが含まれている必要があります。
- プリロードされたアプリの DND ルール: OEM は、エンドユーザーが手動で作成したルールの横に表示される DND ルールを提供できます。
新しい DND API の詳細については、android.service.notification
リファレンス ドキュメントをご覧ください。