対象の効果を測定して記録する

  1. DUT に加速度計を取り付けます。

    • 蜜蝋を使用して、テストアプリで指定されている位置に加速度計を取り付けます。

    • 加速度計は堅固に接続する必要がありますが、実行と実行の合間に簡単に取り外せるようにしてください。

  2. アクチュエータの種類に応じて、加速度計の向きを設定します。

    • X 軸リニア共振アクチュエータ(LRA): 加速度計の「->」を LRA の長手方向に合わせます。一般的に、この向きは共振の方向と同じです。

    • Z 軸リニア共振アクチュエータ(LRA): 前述の X 軸 LRA の手順に記載されている加速度計の向きと同じ向きにします。

    • 偏心回転質量アクチュエータ(ERM): 信号と 3 軸すべてを測定し、信号の振幅が最も強いデータを選択します。

  3. DUT 上でテストアプリを開き、対象の効果を生成します。

    • Bluetooth マウスを使用してアプリ内の対象のボタンをクリックします。こうすることで、指の圧力などの外力を加えずにアプリのボタンをクリックできます。

      対象の効果を生成する

      図 1. DUT で対象の効果を生成

  4. Audacity を使用してテストアプリからの波形を記録し、ファイルをエクスポートします。

    • Audacity で [Record] をクリックします。
    • テストアプリで、対象のボタンをそれぞれ押します。
    • 記録したデータを WAV ファイルでエクスポートします。

      Audacity からエクスポート

      図 2. Audacity からのエクスポート