16 KB の切り替えを使用すると、16 KB カーネルでデバイスを実行できます。16 KB の互換性オプションは、デバイスが 16 KB カーネルで実行されている場合に使用できます。アプリに LOAD セグメントの配置が 4 KB の ELF ファイル（.so 拡張子）が含まれている場合、または ZIP 圧縮された APK に 4 KB ZIP アライメントの圧縮されていない ELF ファイルが含まれている場合、パッケージ マネージャーはアプリを 16 KB の互換モードで実行します。パッケージ マネージャーがアプリの 16 KB 互換モードを有効にしている場合、アプリは初回起動時に、16 KB 互換モードで実行されていることを示す警告を表示します。16 KB の互換モードでは一部のアプリが動作しますが、信頼性と安定性を最大限に高めるには、アプリを 16 KB に配置する必要があります。
16 KB の互換性オプションを有効にする手順は次のとおりです。
16 KB の切り替えを有効にするの手順に沿って、16 KB の切り替えを有効にします。
次のいずれかの方法で 16 KB の互換モードを有効にします。
デバイス上のすべてのアプリで 16 KB の互換性オプションを有効にするには、次のプロパティを
trueに設定します。adb shell setprop bionic.linker.16kb.app_compat.enabled trueandroid:pageSizeCompatプロパティをenabledまたはdisabledに設定して、AndroidManifest.xmlで特定のアプリのバックカプティビティ モードをオンまたはオフにします。このプロパティが設定されている場合、アプリの起動時にバック コンパチビリティ モードの警告は表示されません。アプリ情報ページの [詳細] で [ページサイズ互換モードでアプリを実行する] の設定を切り替えて、特定のアプリの 16 KB バック コンパチビリティ モードを有効または無効にします。この設定は、デバイスが 16 KB ページサイズで実行されている場合にのみ表示されます。