テスト(インストルメンテーション テストなど)を開始する際は、正しく実行できるよう、デバイスが必要になる場合があります。一部のテスト(Java 単体テストなど)では、デバイスが不要な場合もあります。テストによっては、複数のデバイスが必要な場合もあります(スマートフォンとスマートウォッチの両方を使用するテストなど)。上記のすべてのケースでは、テストが正しく実行されるよう、デバイス マネージャーによって必要なデバイスがテストに割り当てられます。このフェーズをデバイス割り当てまたはデバイス選択ステップと呼びます。
割り当ては DeviceSelectionOptions を通じて行われ、次のような、テストで必要となるデバイスのプロパティを宣言できます。
- 電池残量
- デバイスのタイプ
- 製品のタイプ
- シリアル番号
実際のデバイスを使用する
これは、デバイスのプロパティを指定しないテストに割り当てられるデフォルト設定です。AVAILABLE とマークされている物理デバイスがランダムに選択され、テストに割り当てられます。
デバイスを使用しない
テストでデバイスが不要な場合は、コマンドラインで --null-device
または -n
を指定するか、構成 XML で <option name="null-device" value="true" />
を指定できます。これにより、割り当てられたデバイスがないことを表すスタブ プレースホルダ NullDevice が割り当てられます。