DocumentsUI

コレクションでコンテンツを整理 必要に応じて、コンテンツの保存と分類を行います。

DocumentsUI モジュールは、ドキュメントのアクセス許可 (電子メールへのファイルの添付など) を処理するコンポーネントの特定のファイルへのアクセスを制御します。このモジュールは更新可能です。つまり、通常の Android リリース サイクル以外で機能の更新を受け取ることができます。

ストレージへのアクセスとアクセス許可をモジュールに組み込むことで、エンド ユーザーのプライバシーとセキュリティが向上し、Android パートナーはランタイム リソース オーバーレイ (RRO)を通じてアプリの機能とテーマをカスタマイズできます。モジュール形式により、すべてのデバイスが同じ DocumentsUI エクスペリエンスで出荷されることが保証され、開発者は、関連付けられた API でユーザーに表示される内容を知ることができます。

DocumentsUI モジュールは、次のアクションを処理します。

  • 安定した@SystemApi API を介してのみフレームワークと対話します ( @hide API を使用しません)。

  • Android パートナーが機能とテーマをカスタマイズできるようにするメカニズムを公開します。

  • 署名権限を使用してMANAGE_DOCUMENTS権限を保護します。

ファイルランチャーアイコンを表示

Android 10 では、DocumentsUI モジュールはis_launcher_enabledを使用して、ファイル ランチャー アイコンをアプリ ドロワーに表示するかどうかを決定します。 Android 11 以降では、モジュールはcomponent-overrideパッケージを使用して、ファイル ランチャー アイコンがアプリ ドロワーに表示されるかどうかを判断します。

デフォルトでは、アイコンは有効になっています。無効にするには、次の XML を/etc/sysconfigに追加します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<config>
  <component-override package="com.android.documentsui" >
    <component class="com.android.documentsui.LauncherActivity" enabled="false" />
  </component-override>
</config>

ユーザーデータのリクエスト

DocumentsUI モジュールは、アプリがユーザーから他のデータへのアクセスを要求できるようにするGET_CONTENTアクションを実装します。

モジュール形式

DocumentsUI モジュール ( com.android.documentsui ) は APK ファイルとして提供され、Android 10 以降を実行しているデバイスで使用できます。

モジュールの依存関係

この DocumentsUI モジュールは、署名権限によって保護されているMANAGE_DOCUMENTS権限に依存しています。追加の権限クラスにより、デバイス上の 1 つのアプリだけがMANAGE_DOCUMENTS権限を持つようになります。